こんな症状はありませんか?
- 皮膚の発疹や紅斑
- 身体を頻繁に掻く
- 脱毛
- 皮膚の臭い
- 耳の異常
- 皮膚のかさぶたや潰瘍
- 皮膚が厚くなる
- 涙や目の周りの異常
- 鼻の異常
このような症状がみられたら、皮膚・耳鼻科の病気の可能性があります!
考えられる病気・疾患について
犬の主な病気・疾患
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は犬の中でも非常に一般的なアレルギー疾患で、環境アレルゲンに対する過敏反応が原因です。症状には皮膚の赤み、強いかゆみ、脱毛、耳の感染が含まれます。治療にはアレルゲン特定のための皮膚または血液検査、抗ヒスタミン剤、ステロイド、免疫調節剤の使用が一般的です。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 体を頻繁に掻く行動が見られる。
- 皮膚に赤い発疹や腫れが出現する。
- 耳の炎症や異常な耳の臭い。
- 足の間や顔を特によく舐める行動。
外耳炎
外耳炎は、犬の耳の外側の部分に発生する一般的な炎症で、細菌や酵母、寄生虫が原因で起こります。症状には耳の赤み、臭い、分泌物、耳をかく動作が含まれます。治療には、感染原因の特定とそれに応じた耳洗浄液や薬剤の使用が含まれます。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 耳を頻繁にかく、振る行動。
- 耳からの異常な臭いや分泌物。
- 耳の周囲が赤く炎症を起こしている。
- 明らかに耳に不快感を感じている様子。
皮膚腫瘍
犬における皮膚腫瘍は多様で、良性から悪性まで含まれます。一般的なものには乳腺腫瘍、脂肪腫、悪性黒色腫があります。皮膚腫瘍の発見時には生検で診断を確定し、必要に応じて手術、化学療法、放射線療法を行います。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 皮膚にしこりや腫瘍が触れる。
- しこりが急速に大きくなる。
- 腫瘍が出血したり、潰瘍化する。
- 腫瘍の周囲の皮膚が赤く炎症を起こす。
猫の主な病気・疾患
蚤アレルギー性皮膚炎
蚤アレルギー性皮膚炎は、蚤の唾液に対する過敏反応によって引き起こされ、猫に非常に一般的です。症状には皮膚の激しいかゆみ、脱毛、皮膚の炎症が含まれます。治療には蚤の完全な駆除とアレルギー反応の管理が必要です。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 強い掻痒感で、激しく体を掻く。
- 皮膚の損傷や脱毛が見られる。
- 脱毛部に赤みやかさぶたが形成される。
- 不快感からイライラや攻撃的な行動が増える。
皮膚真菌症(白癬)
白癬は猫の皮膚に影響を与える真菌感染症で、特に若い猫や免疫系が弱っている猫に見られます。発疹、脱毛、時には皮膚の赤みや炎症が特徴です。診断には真菌培養が行われ、抗真菌薬の局所塗布や経口投与が治療に用いられます。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 円形または斑状の脱毛が見られる。
- 脱毛部位に細かい鱗屑(フケのようなもの)が見られる。
- 皮膚が赤くなり、炎症を起こす。
- 脱毛部が広がり続ける場合。
耳ダニ
耳ダニは猫に一般的な寄生虫で、耳の中で生活し、激しいかゆみを引き起こします。症状には頭を振る、耳を掻く、耳の中の黒または茶色の分泌物があります。治療には耳の洗浄と抗寄生虫薬の使用が含まれます。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 耳を掻く行動が頻繁に見られる。
- 耳からダークブラウンの分泌物が見られる。
- 耳の中が赤く炎症を起こしている。
- 頭を振る動作が多く見られる。
皮膚・耳鼻科治療3つの特徴
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01
包括的な診断アプローチ
診断には、皮膚スクレーピング、細菌および真菌培養、アレルギーテスト、耳鏡検査などが含まれます。これにより、原因がアレルギー、感染症、寄生虫、または自己免疫疾患であるかどうかを正確に判別し、最適な治療計画を立案します。ペットに合わせた個別化された治療を提供します。
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02
治療オプションの充実
当院の皮膚・耳鼻科では、薬物療法、局所治療、光療法、生物学的製剤を用いた治療など様々な治療オプションを準備しております。ペットの快適性と健康を第一に最適な治療アプローチを飼い主様と相談の上、決定していきます。
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03
予防と教育への重点
皮膚と耳鼻の問題は再発しやすいため、当院では飼い主様への教育と予防策の提供に力を入れています。適切なペットのケア方法、食事のアドバイス、日常的な皮膚と耳のメンテナンスの指導を行い、飼い主様が自宅で効果的にペットの健康管理を行えるよう支援します。さらに、定期的な検診と状態のモニタリングを通じて、疾患の早期発見と治療の最適化を図ります。