こんな症状はありませんか?
- 口臭
- 歯の欠損
- 歯石の蓄積
- 食欲不振
- 食べ物をこぼす
- 顔面の腫れ
- よだれが多い
- 歯茎の出血
- 歯茎の退縮
このような症状がみられたら、歯科・口腔科の病気の可能性があります!
考えられる病気・疾患について
犬の主な病気・疾患
歯周病
歯周病は犬に最も一般的な口腔疾患で、プラークと歯石の蓄積が歯肉の炎症、感染、そして歯の支持組織の破壊を引き起こします。症状には口臭、歯茎の出血、歯茎の腫れ、食事時の苦痛が含まれ、進行すると歯の喪失につながります。予防と治療には定期的な歯石除去と家庭での口腔ケアが重要です。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 強い口臭が持続する。
- 食べる時に痛がるまたは食べ物を落とす。
- 歯茎から出血がある。
- 歯茎が腫れて赤くなる。
歯根膿瘍
歯根膿瘍は、歯の根部の感染により発生し、特に歯の破折や進行した歯周病が原因です。症状には顔や口の腫れ、痛み、流涎、食欲不振があります。治療は感染した歯の抜歯や根管治療、抗生物質の投与を含みます。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 顔の片側が腫れる。
- 流涎が増加する。
- 口を開ける際に痛がる。
- 食欲がなくなる。
歯の破折
犬の歯の破折は硬いおもちゃや骨を噛むことによって起こります。破折した歯は露出した歯髄により感染しやすく、痛みやさらなる口腔内の問題を引き起こします。治療は通常、抜歯または根管治療が必要で、感染の拡大を防ぎます。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 歯が欠けている、または折れているのが見える。
- 食べる際に片側の口だけを使う。
- 口臭がひどくなる。
- 口から出血が見られる。
猫の主な病気・疾患
歯周病
猫における歯周病も一般的で、プラークと歯石が原因で歯肉の炎症や感染が進行します。歯の喪失に至る前に、定期的なプロのクリーニングと適切な家庭でのケアが予防に効果的です。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 持続的な口臭。
- 食事を避けるまたは食べるのに時間がかかる。
- 歯茎が腫れて、触れると痛がる。
- 口から異常な分泌物や出血が見られる。
慢性口内炎
慢性口内炎は猫特有の症状で、口腔内が広範囲にわたって慢性的な炎症を示します。治療は困難で、抗炎症薬、免疫調整薬、場合によっては抜歯が必要になることがあります。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 口内全体の赤みや潰瘍。
- 食欲不振や体重減少。
- 口を開けることを嫌がる。
- 多量のよだれや口臭。
歯の吸収性病変 (FORL)
歯の吸収性病変は、猫の歯が自己免疫反応により徐々に溶解する疾患です。痛みや食欲不振が一般的で、多くの場合、患部の歯を抜歯することが唯一の治療法です。
このような症状が出た場合、ご連絡ください
- 歯に対する明確な痛み反応。
- 歯茎の退縮や歯の露出。
- 食べることに抵抗。
- 口から血が出る。
歯科・口腔科治療3つの特徴
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01
徹底した口腔検査
当院の歯科・口腔科では、犬や猫の口腔内の詳細な状態を正確に把握し、隠れた歯の問題や歯根の病変も見逃しません。治療前の正確な診断を心がけ、より効果的で精密な治療計画を立案します。
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02
包括的な治療オプション
当院では、様々な歯科・口腔科疾患に対応するため、抜歯から歯石除去、歯周病治療、根管治療に至るまで幅広い治療オプションを提供しています。手術時の出血を最小限に抑え、ペットの痛みを軽減し、回復時間を短縮します。
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03
予防と教育への重点
当院では治療だけでなく、予防と教育にも力を入れています。定期的なクリーニングや検診を通じて、口腔疾患の予防と早期発見に努めています。また、飼い主様向けの教育を通じて、正しい歯磨きの技術や日常の口腔ケアの重要性を啓蒙しています。これにより、ペットが一生涯にわたり健康な口腔を維持するためのサポートを行っています。