症状に合わせた適切な検査

当院では、ペットの具体的な症状に応じて最適な検査を提供します。精密な診断を行うために、詳細な観察と適切な検査を組み合わせて、病気の原因を正確に特定します。各ペットの状態に合わせたカスタマイズされた検査プランを通じて、最も効果的な治療方針を立てることができます。これにより、飼い主様に安心を提供し、ペットの健康を守るための確かなサポートを実現します。
当院では、ペットの具体的な症状に応じて最適な検査を提供します。精密な診断を行うために、詳細な観察と適切な検査を組み合わせて、病気の原因を正確に特定します。各ペットの状態に合わせたカスタマイズされた検査プランを通じて、最も効果的な治療方針を立てることができます。これにより、飼い主様に安心を提供し、ペットの健康を守るための確かなサポートを実現します。
当院は、CTスキャンやMRIなどの高度な医療設備を完備しており、これらの設備を活用してペットの健康状態を詳細に把握します。
これにより、脳や神経系の微細な異常も見逃さずに正確な診断を行うことが可能です。
高度な画像診断技術を駆使して、ペットの健康リスクを早期に発見し、最適な治療を提供します。
このように充実した医療設備により、ペットの健康を包括的にサポートします。
当院の獣医師は、脳・神経科の専門知識と豊富な臨床経験を持っています。
それぞれのペットに対して最新の研究に基づいた治療を提供し、個別の状態に応じた最適なケアを行います。
ペットの健康を最優先に考え、飼い主様との密接な連携を通じて、ペットが一日も早く元気を取り戻せるよう支援します。
私たちは常に最新の情報を取り入れながら、最高の治療を提供することを目指しています。
当院では、ペットの全身の負担を最小限に抑えることを重視した治療を行っています。薬物療法や手術など、治療方法を選定する際には、ペットの快適さと治療効果のバランスを慎重に評価します。これにより、ペットがストレスを感じることなく治療を受けられるよう配慮しています。飼い主様には、安心して治療を任せていただけるよう、ペットの健康と快適さを最優先に考えたサポートを提供します。
水頭症は、犬における重要な神経系の障害の一つで、脳脊髄液の異常な蓄積が特徴です。症状は頭蓋骨の拡大、行動変化、視力障害、ふらつきや転倒、発作などを伴うことがあります。症状の重症度は個々の犬によって異なります。水頭症の原因は先天性異常、外傷、腫瘍、感染症など多岐にわたります。主な治療法は薬物療法や手術です。獣医師と相談しながら治療を進めましょう。
椎間板ヘルニアは、脊髄の椎間板が変性し、神経を圧迫することで痛みや運動障害を引き起こす病気です。特にダックスフンドなどの短足犬種に多く見られます。症状は急激に現れることが多く、痛み、歩行困難、麻痺、筋力低下などが見られます。早期の診断と治療が重要であり、内科的治療(安静、薬物療法)と外科的治療(手術)が行われます。重症の場合は、手術が必要となることが多いです。
脳腫瘍は、脳内に発生する腫瘍で、年齢とともに発症リスクが高まります。症状は腫瘍の位置や大きさに依存し、発作、行動変化、歩行障害、視覚障害などが見られます。診断にはCTスキャンやMRIが使用され、治療には手術、放射線治療、化学療法などが含まれます。早期の発見と治療が予後を改善するために重要です。
5ヶ月後
1歳半のオスの猫が食欲不振、呼吸困難、元気の消失といった症状を示し、飼い主様が来院されました。胸部を触診した際に異常な膨らみが確認され、さらに呼吸が浅く、息苦しそうな様子が見られました。
検査の結果、猫白血病ウイルス(FeLV)陽性と診断され、胸部のX線検査により縦隔型リンパ腫が確認されました。治療には抗がん剤を用いた化学療法が選択され、数回にわたる治療を実施しました。幸いにも治療に良好な反応が見られ、5ヶ月後には症状が大幅に改善しました。現在も定期的な経過観察を行いながら、再発予防のための管理を続けています。
猫白血病ウイルス(FeLV)は、特に若齢の猫においてリンパ腫などの腫瘍を引き起こすことが多いウイルスです。今回のケースでは縦隔型リンパ腫が発症しましたが、早期発見と適切な抗がん剤治療により寛解に至ることができました。FeLV陽性の猫においては、日常的な体調の変化に敏感になり、早期に診断・治療を行うことが重要です。また、FeLV感染予防のためのワクチン接種も有効な予防策となります。
1ヶ月後
飼い主様から「最近、咳や呼吸の異常が見られる」「動きが鈍く、食欲も落ちている」との訴えがあり、動物が元気をなくしている様子でした。特に胸部を触ると不快感を示すことがありました。
検査を進めた結果、レントゲンやCT検査で胸腔内に異常な塊が確認されました。詳細な検査を行ったところ、悪性の胸腺腫瘍であることが診断されました。腫瘍が他の臓器を圧迫していたため、速やかに外科手術による腫瘍の切除摘出を実施しました。手術は無事に成功し、その後の経過も良好です。
胸腺腫瘍は、胸腺にできる腫瘍で、良性と悪性のものがあります。特に悪性の胸腺腫瘍は、早期発見と治療が重要で、放置すると他の臓器への圧迫や転移のリスクが高まります。本症例では、外科手術による早期摘出のおかげで無事に回復しました。胸腺腫瘍は症状が出にくい場合もありますが、呼吸困難や咳、食欲不振といった症状が見られた場合は、早めの受診をお勧めします。
ご来院時に、まず受付でペットの基本情報を登録し、症状や既往歴について詳しくお聞きします。問診票への記入や飼い主様とのお話を通じて、現在の状態や過去の治療歴、日常の行動などの詳細を確認します。
これにより、ペットの症状を正確に把握し、適切な診断と治療計画を立てるための基礎情報を収集します。
問診の後、獣医師がペットの身体検査を行います。
神経系の問題に関連する症状を特定するため、触診や観察を通じて全身の状態を詳しく確認します。
特に、歩行状態、反射、筋力などをチェックし、神経学的な評価を行います。この検査により、さらに必要な検査の方向性を決定します。
身体検査の結果を基に、必要な追加検査を実施します。
CTスキャン、MRI、血液検査、神経学的テストなどを通じて、脳や神経系の詳細な状態を把握します。これらの検査により、症状の原因を特定し、適切な治療計画を立てるための情報を収集します。
検査結果が出た後、獣医師が詳しく説明し、治療方針について飼い主様とご相談します。
検査結果に基づき、最適な治療方法や予後について話し合い、飼い主様が納得の上で治療を進めることができるようサポートします。治療の選択肢やリスク、費用なども詳細に説明します。
治療方針が決定した後、受付でお会計を行います。また、治療や経過観察のための次回の予約を取ります。
継続的なフォローアップが必要な場合は、定期的な診察日を設定し、ペットの健康管理をしっかりとサポートします。
主な治療方法 | |
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薬物療法 | 神経系の病気に対しては、抗てんかん薬、抗炎症薬、鎮痛薬などが用いられます。てんかん発作を抑えるための薬や、炎症や痛みを軽減する薬を適切に処方し、症状の管理を行います。定期的な血液検査や症状のモニタリングを通じて、薬の効果と副作用を確認しながら、最適な投薬量を調整します。これにより、ペットの生活の質を向上させることを目指します。 |
外科手術 | 脳腫瘍や椎間板ヘルニアなど、外科的介入が必要な場合は、専門的な手術を行います。手術により、病変部を取り除くことで、神経への圧迫を解消し、症状の改善を図ります。手術後は、ペットの回復を支援するために適切なリハビリテーションを行い、定期的なフォローアップで健康状態を監視します。 |
リハビリテーション | 神経系の病気からの回復を支援するために、理学療法や運動療法を含むリハビリテーションを提供します。リハビリテーションは、筋力の回復、歩行能力の改善、痛みの緩和に役立ちます。個々のペットに合わせたリハビリプランを作成し、徐々に機能の回復を目指します。飼い主様にも家庭でのケア方法を指導し、継続的なサポートを行います。 |
栄養管理と 生活環境の改善 |
栄養バランスの取れた食事と、ストレスの少ない生活環境を整えることも治療の一環です。特に慢性疾患の管理には、適切な食事療法が重要です。ペットの健康状態に合わせた特別な食事を提案し、生活環境を改善することで、全体的な健康と症状の管理をサポートします。 |
放射線治療 | 脳腫瘍や脊髄腫瘍などの神経系腫瘍に対し、放射線治療が効果的な選択肢となる場合があります。高精度な放射線照射技術を用いて、腫瘍組織にピンポイントで放射線を照射し、周囲の健康な組織へのダメージを最小限に抑えます。治療計画は個々のペットの状態に合わせて作成し、複数回の通院を通して腫瘍の縮小や症状の緩和を図ります。定期的な画像診断と症状評価により治療効果をモニタリングし、継続的なサポートを行っていきます。 |
CT検査 | ||||
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体重 | 10kg未満 | 20kg未満 | 30kg未満 | 30kg以上〜 |
基本料金 | 5万円前後 | 6万円前後 | 7万円前後 | 要相談 |
エキゾ検査 | 3万円前後 (5kg以上は要相談) |
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備考 | 麻酔代・造影検査代・部位追加撮影代 含む |
MRI検査 | ||||
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体重 | 10kg未満 | 20kg未満 | 30kg未満 | 30kg以上〜 |
基本料金 | 10万円前後 | 12〜14万円前後 | 要相談 | |
エキゾ検査 | 3万円前後 (5kg以上は要相談) |
|||
備考 | 麻酔代・造影検査代・部位追加撮影代 含む |
※術前検査代は別途費用が必要となります。
※CT・MRI同時検査時 合計金額から-10,000円です。
詳しくは獣医師までお問い合わせください。
松葉 洋宗
アルフペットクリニックは2012年6月に開業しました。
犬猫からエキゾチックペットまで、各種動物に関する的確な診断と治療で、 飼い主さまやペットに快適な生活をしていただく事を目指す病院です。
私は、セカンドオピニオンが非常に多い大型の動物病院(夜間救急対応)で犬猫やエキゾチックペットで副院長を務め、さらに日本動物高度医療センター脳神経科で勤務医として働いてきました。
そうした経験で培った専門知識や診断能力を生かし、この地域で開業医として、地域の動物医療に貢献したいと思っています。
治療方針を決める際には、飼い主さまのご希望を元に治療方針について、複数の選択肢を提示することを心がけています。
セカンドオピニオンや、ペットの病気で気になることの相談からワクチンの接種・健康管理・しつけ・生活のアドバイスまで気軽にご相談ください。
略歴・所属学会
三鷹獣医科グループ 勤務
日本動物高度医療センター 勤務